いつまで続くのか・・・
昨晩、福岡市でまた高齢者ドライバーによる悲惨な事故が発生しました。
残念ながらこういった事故はこれからも起こるという覚悟が必要だ
と思いました。高齢者が圧倒数を占める社会です。今度は、私の目の前で
起きても不思議でありません。
一つ気になることがあります。
私はとある企業のCSR事業に参加し、啓発活動を担当しています。
なぜ自動車業界全体で、「免許返納」の啓発を積極的に行わないのでしょうか?
いえ、答えは知っています(敢えて申し上げませんが)。
ですが、業界全体で啓発活動を始めないと手遅れなのでは、と感じるのです。
自動運転技術を推進する中で、そのシステム不具合による事故が起こった時、
責任の所在について未だ結論が出ていません。
このままでは自動車業界は命を優先せず、利益を第一にする人たちの集まり、
と見えてしまいます。確かに利益を優先することは企業活動として当然ですが。
しかし、です。
やはり命を粗末にする企業や業界に未来はあるのでしょうか?
高齢者が若者の命を奪うなんて光景は見たくありません。
人の命を最優先に考えた時、自動車業界として何かできることがあるのでは
ないでしょうか。
業界としての動きに今後も注目したいと思います。