定年って必要?
一昨日、朝一での講演業務を終えてから、
以前勤めていた企業本部へお邪魔してきました。
独立して既に5年。
残る同期達はみな立派に活躍しています。
もちろん自分をかわいがってくれた先輩や後輩たちも。
その企業ですが、今年に入ってとても興味深い事業をスタートさせました。
なんと、定年退職したベテランの方々を新入社員として採用したのです。
ポイントは再雇用ではなく、正規の採用であるということ。
つまり雇用に期限はなく、本人が続けられる限り第一線で活躍できるというのです。
時代は人生100年時代に入りつつあります。
また、終身雇用という制度の意義が揺らいでいます。
定年というゴールを設けることは、そこまで頑張れば後は何とかなるという
一定の安心や安定につながるでしょう。
ですが、日本は間もなく超高齢社会に突入します。
若者が激減する時代に高齢者の負担を若者だけに頼っていて
本当に大丈夫なのでしょうか。
安定は衰退の始まりだ、と教えていただきました。
その通りだと思います。
人生に定年なし。
働き方改革が叫ばれる昨今。
もっと長い目で働き方を見直しませんか?