考え続けられるか
今年の2月頃でしょうか。
某回転寿司チェーンの厨房で働くアルバイト店員による不適切な動画投稿。
その後も某カラオケ店やコンビニなど、後を追うように次から次へと
不適切な動画が投稿され、大きな社会問題となりました。
最近は、というと何となく落ち着いているようですが、
また同様のトラブルは確実に起きます。
いやもうどこかで起きているかもしれません。
なぜそんなことが言えるのか?
こういったトラブルが話題になる度に議論されるのは、
責任論ばかりで、トラブルの本質を突く議論になっていないからです。
「最近の若者ったら・・・!」
「また馬鹿が表れた!」
「ったく、学校で(または家庭で)どんな教育をしてきたんだ!」
こんな不毛なやり取りには、何の解決策も見出せません。
若者たちはいつの時代も「無茶」を好みます。
そして、やんちゃです。明日のことなど考えていません。
そう、かつて私たちがそうだったように・・・。
もう教育や親の責任を求めるよりも、若者の本質から議論を始めませんか?
無茶をしたり、やんちゃをしたがる若者とどう向き合い、未来を語るか。
私たち大人が目線を変えて、若者と向き合わなければ、
いつまでたっても不適切な動画投稿のトラブルはなくなりません。
年頃のお子様をお持ちのお父さん、お母さんへ。
うちの子に限っては大丈夫?
ほんとですか?
ネットサーフィンしてますよ。
何が有害で、何が安全か。
お子さんと一緒に考え続けることで、安全が生まれてきます。
さ、あなたもそのスマホを置いて、お子さんに話しかけてみましょう。