Hello,EQ!

研修講師 柴田やすふみが日々感じたことを自由に綴るブログです。

スポーツの魅力

リーグチャンピオンシップ決勝は、最後の1秒まで目が離せない

熱い展開でした。決勝にふさわしい見ごたえのある一戦でしたね。

2連覇を成し遂げた東京アルバルクには心から祝福を申し上げます。

 

そして、その夜。

 

リーグチャンピオンシップ決勝が行われた横浜アリーナから

少し離れた横浜スタジアムで、「世界リレー」が日本で

初めて開催されています。

 

BSチャンネルの生中継を視聴していましたが、とても残念だったのが

その中継が競技の途中でぶっつりと切れてしまったのです。

 

中継終了直前のテロップでは、地上波で放映が始まるとのこと。

中継が切れたと同時に地上波に変えると、なんとまだ前の番組が放映中。

番組が始まったと思いきや、先ほど生中継していた種目には一切触れず、

男子100m×4リレーのことばかり取り上げているのです。

 

そのリレーの結果については、既に報道されていますが残念な結果と

なりました(とはいえ、今後に希望を抱かせる内容でした)。

 

そして更に残念だったのが、その他の種目が続いているにもかかわらず

地上波での中継も終了したのです。その後も続いた種目の中には、

日本人選手がメダルを獲得するという素晴らしい成績も見られました。

 

今回、「世界リレー」を中継した民放の狙いはただ一つ。

男子100m×4リレーだけだったのでしょう。

他のマイナー種目は、乱暴な言い方をすればどうでもいいと

言っているように映りました。

ですが、そのどうてもいいと捨てた種目で素晴らしい成績が残された。

当てが外れたといえばそれまででしょうが、今回の中継姿勢には

どうにも納得がいきません。

 

スポーツの魅力とは、その競技に臨む選手たちを知ることから始まると思います。

マイナーであっても、新たな発見は新たな価値を生み出します。

昨今の民放各局の衰退は、この新たな価値を生み出せないところに一因が

あるのではないでしょうか。

 

有名タレントの報道番組だからそこは外せない、なんていつの時代の言い訳でしょう。

今こそ、スポーツの魅力とは何か。報道されるマスコミの皆さんにも

もう一度問い直してほしいと強く感じました。